【ヴェネツィア一人旅】お目当てのブラーノ島へ

2022ヴェネツィア&ウィーン
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語学力ゼロ・海外経験ほぼなしのアラフォーが、夫の仕事の都合で2023年からイタリアに駐在することになりました。

イタリアに行ったこともない私。

下見を兼ねて、イタリア・ヴェネツィアとオーストリアのウィーンを旅してきました。

ヴェネツィア観光の様子をご紹介します。

メストレ駅から電車で1本

宿泊先の最寄り駅「メストレ駅」から、ヴェネツィアの玄関口「サンタルチア駅」までは電車で1本。

約10分ほどの道のりです。

メストレ駅で切符を購入しようとするのですが、とにかくすごい人混み!

さらにメストレ駅にはスリや物乞いが多いので、慎重に行動しなければいけません。

バックは斜め掛けして体の前に、少額のお金はパーカーのポケット(チャック付き)、パスポートやクレジットカードはセキュリティポーチに入れ、腰に巻いて行動しました。

おかげで旅行中スリにあうこともなく、安全に旅を楽しめました!

電車の券売機には制服を着た係の方がいらっしゃったので、買い方をレクチャーしてもらいながら切符を購入しました。

中には勝手に切符の買い方をレクチャーしてきて、お金を要求する人もいるので、注意が必要!

必ず制服を着ている・係員であるビブスや腕章を着けている人からレクチャーを受けましょう。

人でごった返すヴェネツィア

わたしがヴェネツィアを訪れたのは、2022年10月14日。

日本ではまだまだコロナの影響が大きく、そこまでにぎわっている観光地はない時期。

ヴェネツィアもそんなに混んでないのでは?と悠長に考えていましたが、これが大違い!

サンタルチア駅を降りると、人・人・人!

特に観光シーズンでもない平日なのに、人でごった返していました。

驚きながら、ヴェネツィア移動に欠かせないヴァポレットのチケットを買いにチケット売り場へ向かいます。

ヴァポレットを利用するなら24時間乗車券がお得

ヴェネツィアは言わずと知れた、水の都。

移動はバスや電車ではなく、水上バス(船・ヴァポレット)で行います。

ヴァポレットは75分間有効の1回券や24時間チケット、48時間チケットと種類もさまざま。

個人的におすすめしたいのが、24時間チケットです!

購入してから24時間の間、ヴァポレットやヴェネツィア市街地のバスなどにも利用できるので、移動が便利になります。

それに1回券はだいたい8ユーロ(約1100円)くらい(正確な値段を覚えておりません…)と、けっこう割高。

24時間チケットは25ユーロ(約3500円)と、5回ほど利用すれば元が取れますね。

なにより混雑するヴァポレット乗り場で、利用のたびにチケットを購入する手間が省けます。

24時間チケットはヴァポレット乗り場の券売機で購入可能。

クレジットカードも利用できました。

景色全てが美しい

ヴァポレットの24時間チケットを購入し、目的にへ向かうヴァポレット乗り場まで歩きます。

景色がどこを見てもキレイ!

別に有名なフォトスポットというわけでもないのに、どこもかしこも美しかったです。

憧れのブラーノ島へ

ブラーノ (Burano) は、イタリア北東部ヴェネツィアの潟にあるで、コムーネとしてはヴェネツィアの一部となっている。4つの小島で構成される群島で、それぞれの島は橋で行き来できるようになっている[1]

レース編みの生産と、色とりどりに塗られた独特の家々が特徴である。家の色は霧のなかでも漁にでた漁師がどこが自分の家か判別できる様にと彩色された。[2]

トルチェッロトレポルティを結ぶ汽船の通常路線によって、ヴェネツィア本島と結ばれている(「姉妹」島のムラーノを経由)。 Wikipediaより

ブラーノ島は観光スポットの多いイタリアの中でも、有名なスポット。

カラフルな家々の写真を見たことがる人も多いのでは?

ブラーノ島まではヴァポレットを利用して、ヴェネツィア本島から1時間ほど。

さっそくヴァポレットに乗船して、ブラーノ島へと向かいます。

ヴァポレットは揺れる!

船で移動と聞くと、なんだか優雅な雰囲気がありますが、ヴァポレットはかなり揺れます!

船酔いしやすい人は、酔い止めが欠かせないかと。

でも船上から見える景色も本当に素敵。

ヴァポレットに乗る時は、早めに並んで窓際や眺めのいい席をゲットするのがおすすめです!

ちなみにヴァポレットの時刻表などもあるみたいですが、すべてGoogleマップで検索できます。

Googleマップさまさまですね(笑)

どこもかしこもかわいい

ブラーノ島へついてまず目に入る景色。

紅葉の始まった街路樹と、カラフルな街並みがもうかわいい!

剥がれ落ちた外壁すらもなんだかおしゃれ

レース織が盛んなので、いたるところにレース屋さんがありました。

水路沿いにはカフェやレストランもあります。

シンプルだけれど美味しそうな焼き菓子。

ブッソラ(bussolà)と呼ばれる、卵・小麦粉・砂糖だけで作られる、シンプルなクッキーのような焼き菓子発祥の地でもあるブラーノ島。

ブッソラをSの形をしたものは「エッセ」と呼ばれているそう。

これはお土産に購入しなければ!

ピッツェリアでランチ

お腹もすいてきたので、目についたピッツェリアでランチにします。

Ristorante Pizzeria Principeというお店。

店頭に置いてあったメニューがおいしそうだったので、こちらに決めました。

紙のランチョンマットがおしゃれ。

細長い封筒のようなものには、フォークやナイフなどのカトラリーが入っています。

注文したのは、「VIENNESE」と名付けられた、ソーセージがトッピングされたピザ。

本場イタリアでは、基本的にピザは1人1枚食べるそう。

日本のように、複数人でシェアすることはほとんどないそうです。

また、自分でナイフとフォークでカットしながら食べるのも、本場イタリア風。

こんな感じで、カットしたものを手で食べるわけではないそうです。

(このイラストは友人に描いてもらった似顔絵。とてもよく似ています)

もっちり食感&香ばしい生地に、あっさりめのポモドーロ、なめらかなモッツァレラチーズに塩気のあるソーセージがよく合います。

ただ、やはり1人で1枚は多すぎる!!

頑張って完食しましたが、この日は夕飯は食べられず…

1人前の量が多いので、食べ歩きはなかなか難しそう。

お会計はこんな感じ。

クレジットカードが使えます。

やっぱりヨーロッパは外食が高いなぁ。ブラーノ島の中ではリーズナブルなほうなのですが。

日本が安すぎるだけなのかもしれませんね…

Ristorante Pizzeria Principe

街中がフォトジェニック

お腹いっぱいになったら、散策開始。

街のいたるところがフォトジェニックで、景色を見ているだけでワクワクしてきます。

干してある洗濯物でさえ、なんだかおしゃれ(笑)

青く澄んだ空に、カラフルな外壁が映えます。

お花と格子の組み合わせもかわいい。

無加工でこの色合いは本当に驚きます。

エッセを買い食い

お腹いっぱいといいつつ、甘いものは欠かせません(笑)

かわいらしいお菓子屋さんがあったので、入ってみることに。

Pastry Bakery Palmisano Carmelinaという、ブラーノ島でも有名なお菓子屋さんです。

このみっちりぎっしりな焼き菓子は、1袋10ユーロくらいだったかな?

日持ちもするのでお土産にも向きますが、けっこう重たいです。(自分へのお土産に買って帰りましたが)

写真を撮っていいか店員さんに尋ねると、笑顔でOKしてくださいました。

それどころか、わたしも撮って!とノリノリ(笑)

こじんまりとしたかわいらしいお店です。

食べかけ&ピンぼけしていますが、エッセをテイクアウト。

卵の優しい風味と甘さが感じられる、素朴だけれど夢中になるクッキーのような焼き菓子でした。

Pastry Bakery Palmisano Carmelina

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