語学力ゼロ・海外経験ほぼなしのアラフォーが、夫の仕事の都合で2023年からイタリアに駐在することになりました。
イタリアに行ったこともない私。
下見を兼ねて、イタリア・ヴェネツィアとオーストリアのウィーンを旅してきました。
ヴェネツィア観光&マロスティカへ移動のお話です。
くたびれたので、ヴェネツィア本島に戻る
もう少しブラーノ島を満喫したかったのですが、ちょっと疲れたのでヴァポレットで休憩しながら、ヴェネツィア本島に戻ります。
「一人旅は無理をしない」
国内外一人旅をしてきて学んだ鉄則です。
特に慣れない海外では、無理は禁物ですしね。
あてもなくブラブラ。でも楽しい!
ヴェネツィア本島に着いてからは、適当にブラブラ。
名所にも行こうと思っていたのですが、人込みになんだか疲れてしまって…
でも、適当にブラブラしているだけなのに、とても楽しい!
水路を行きかうゴンドラを眺めたり
おしゃれなディスプレイに見入ったり
教会の美しさに感動したり。
見るものすべてが興味深く、ヴェネチア観光を1日しか設定しなかったことを悔やみます。
じっくり観光するなら、2日は必要だった!!
ブラーノ島で1日、ヴェネチア本島で1日時間を取るのをおすすめします。
地元のバールで朝食
ヴェネチア3日目。
今日でヴェネチアを離れ、夫が滞在する街マロスティカへ向かいます。
今朝はホテルの朝食をパスして、バールでの朝食にチャレンジ。
朝からのんびりコーヒーとおしゃべりを楽しむ人が多いですね。
カプチーノとクリームクロワッサン。
クリームクロワッサンは思いのほかあっさりしています。
サクサクのクロワッサン生地に、ふわふわのホイップクリームがたっぷり入っていました。
カプチーノはフォームミルクがきめ細かく、優しい口当たり。
クロワッサンとの相性も抜群ですね。
ちなみに注文は頑張ってイタリア語で
「カップチーノ ウノ ペルファボーレ」
でどうにか通じました(笑)やればできる!
クロワッサンは指差しでしたけどね(笑)
Coffee Shop Dersut
電車とバスを乗り継いでマロスティカへ
朝食を済ませ、夫の滞在先マロスティカへ。
電車とバスを乗り継いで、1時間半ほどかかります。
しかしイタリアの電車は切符が大きいですね。
飛行機の搭乗券くらいの大きさがあります。
マロースティカ(伊: Marostica)は、イタリア共和国ヴェネト州ヴィチェンツァ県にある、人口約14,000人の基礎自治体(コムーネ)。
2年に一度、人間チェスが行われることで知られており、「チェスの街」(la città degli scacchi)とも呼ばれる。サクランボの産地でもあり、「マロースティカのサクランボ」 (it:Ciliegia di Marostica) は原産地名称保護制度の一種である地理的表示(IGP)の指定を受けている。
Wikipediaより引用
マロスティカ(地元の人はこう呼んでいたのでこう書きます)は、とても小さな町。
観光客がたくさん訪れるにぎやかな場所ではなく、少し落ち着いた街です。
そのため、交通手段がなかなかシビア!!
電車でメストレ駅からバッサーノグラッパ駅まで向かい、そこからは地元の路線バスでの移動です。
イタリアの路線バス難易度が高すぎ問題
日本だとバスに乗る時、乗車してから現金やSuicaなどのICカードで料金を支払いますよね。
イタリアの場合、乗車前にたばこ屋さんやバールなどで切符を購入して乗る必要があります!
都市部の路線ではクレジットカードのタッチ決済や、アプリを利用してQRコードで乗車できますが、地方都市はまだまだ紙の切符が主流。
乗ってから現金という選択肢は、イタリア語が聞き取れない&話せない状態だと難しいと思います。
無事にバスチケットが買えるかドキドキしながら、バッサーノグラッパ駅に到着。
とりあえず駅のバールで、バスチケットを購入してみます。
どうやらバールではなく、外にある売店で購入できるらしく、わざわざバールの店員さんが売店まで連れて行ってくださいました。
アジア人は差別されたり冷遇される、なんてよく聞きますが、この旅行中そんなことは一度もありませんでした。
無事にバスチケットも購入し、バスに乗りマロスティカへ向かいます。
この間、わたしは片言の英語(しかも日本語発音)しか話していません。
意外とどうにかなるものです(笑)
マロスティカに無事到着!
マロスティカは、街中にとても美しいお城のある街。
カステッロ・スペリオーレというお城だそう。
時間になると、お城の鐘の音が街中になり響いていて、とてもステキな雰囲気です。
無事夫とも合流して、近くのカフェでランチ。
ポモドーロとブッラータのパスタ。
パスタがもちもちしていて、とても美味しい!
ただ、やたらと量が多いです。
多分、乾麵の状態で120gはあるんじゃないかな。
日本のお店だと80gくらいなので、かなり大盛です。
イタリアのコインランドリーはお高め
ランチ後は洗濯をしに、コインランドリーへ。
夫は毎週土曜日は洗濯の日と決めているようで、私の洋服もついでに洗います。
普通のコインランドリーもなんだかおしゃれ。
ただ、日本のコインランドリーよりも高い気がします。
乾燥まで使うと、10ユーロほどかかりました。
”SUSHI”はイタリアの地方にも広まっている
コインランドリーを利用している間、スーパーでお買い物。
海外のスーパーは見ているだけでワクワクしますね!
野菜・果物・お肉・お魚・お惣菜と量り売りが充実していてうらやましい。
チーズやハムの種類も豊富で、ヨーロッパにいるんだなぁと感じます。
お惣菜コーナーの一角にあったのが、「SUSHI」
ただし、「WAKAME」と書かれていますが(笑)
夫曰く、イタリアの同僚からもお寿司は人気が高い。ただ生魚はあまり好まれず、スモークサーモンやカニカマ、卵焼きのお寿司が人気だそうです。
のんびりまったり過ごす
夫婦ともにあまりお腹が空かないので、ホテルで簡単な夕食。
2人ともよく食べるほうなのですが、ヨーロッパは外食の量が多い!!
サンドイッチやぶどうなどをつまみながら、ホテルでのんびり過ごしました。
ホテルでシンプルな朝食
旅行も4日目。
昨日は夫が滞在しているホテルに宿泊しました。
こぢんまりしたホテルで、朝食はオーナーさん自らカプチーノを入れてくださいます。
内容はシンプルで、パン・フルーツ・マフィンやクッキーなど。
プラムとマドレーヌ、クロワッサンをいただきました。
朝から甘いもの?とちょっと不思議でしたが、これはこれでいいですね。
しっかり目覚める気がします。
マロスティカを街歩き
車もあったのですが、じっくり街並みを見たくて、街歩きすることに。
お城の塀も趣があって美しい。
かわいい標識は、スクールバス乗り場が近くにあるよ、という標識だそう。
お庭が広いお家が多く、お庭にいたワンちゃんにご挨拶。
大きなお家が多くてうらやましい限りです。
リストランテでピッツァランチ
夫おすすめのリストランテで、ランチすることに。
ピッツァがおすすめのお店だそう。
雰囲気のある素敵な店内。
テラス席もあって、そちらが人気の様子。
あまりテラス席は好きじゃないので、店内へ案内してもらいました。
わたしが注文したのは、ハムとマッシュルームのピッツァ。
マッシュルームがジューシーで、とても美味しかったです。
しかし1人1枚はキツイ…
とはいえ、甘いものは別腹(笑)
お城近くのジェラート屋さんで、ジェラートをいただきました。
本場のジェラートは、ふわっとした食感と濃厚なミルクの旨味が最高でした。
この日は本当にお腹いっぱいで、夕食はパス!
明日はこの旅も折り返し。
ヴェネチアからウィーンへ移動します。