北イタリアの田舎町で暮らしています。
美食の国イタリアには、美味しいものがたくさん!
そんなイタリアでは、どんな朝ごはんが食べられているのでしょうか。
当初は面食らった、イタリアの朝ごはん事情についてご紹介します。
朝ごはんはごく軽く
美味しいものがたくさんあるイタリア。
食べることが大好きな国民性もあってか、食文化がとても豊かです。
そんなイタリアですが、朝ごはんはとってもシンプル。
クロワッサンとコーヒー、クッキーとコーヒーといったごくごく軽いメニューが定番です。
日本のように朝からご飯と卵焼き、お味噌汁なんてきっちり食べる文化はないそう。
お家での定番!クッキーやビスケット
イタリアのスーパーマーケットに行くと、クッキーやビスケットがたくさん売られています。
しかもどれもけっこうな大容量!
日本のような個包装ではなく、大袋にたっぷり入っています。
もちろんおやつとしても食べますが、朝食にも食べられている、クッキーやビスケット。
クッキーやビスケットのパッケージには
「このクッキー3枚と牛乳1杯で250kcal!朝食にぴったり!」
なんて書かれていて驚きました。
サクサクとした食感が魅力のクッキーやビスケットですが、イタリアではコーヒーやカプチーノ、牛乳にひたして食べるのも人気。
最初は驚きましたが、これが意外と合うんですよね。
Barでの定番!クロワッサン
イタリアといえばbar(バール)
日本でイメージするバーではなく、喫茶店やカフェのような雰囲気です。(お酒を提供しているbarも多いです)
barは早朝から開いていることが多いので、さくっと朝食をとるのにも便利。
barでの朝食の定番がクロワッサン!イタリア語ではcornetto(コルネット)
何も入っていないシンプルなものもありますが、おすすめはクリーム(crema)やジャム(marmellata)が入っているもの。
特にピスタチオクリームが入っているのもが個人的におすすめです!
だいたい1つ2€ほど(約300円)です。
ショーケースに入っていることが多いので、指差しすればOK!
定番ドリンク、カプチーノと一緒に食べて地元民気分を味わってください。
ホテルの朝食もシンプル&甘いものが中心
イタリアのホテルの口コミを見ていると
「朝食が質素でがっかり・・・」
なんて口コミをたまに見かけますが、ホテルでの朝食も甘いもの中心のシンプルなものが多いです。
ブッフェ形式になっているところが多いと思いますが、パン・ビスケット・シリアル・ヨーグルト・フルーツが定番。
充実しているところですと、ハム・チーズ・卵料理・生野菜があるところも。
けれど日本のホテル朝食のように、朝から名物料理が並ぶ!なんてことはありません。
あくまで朝食はシンプルなものや甘いものが定番です。
カプチーノは朝飲むもの
よく言われる「カプチーノは朝の飲み物」
これは本当で午後にbarに入っても、カプチーノを注文している人はほぼ見かけません(笑)
別にいつでも注文してOKなのですが、不思議そうな顔をされることも。
ブラックコーヒーやエスプレッソは苦手という人や、午後もカプチーノを飲みたい人にはラッテマキアート(latte macchiato)がおすすめ。
エスプレッソにたっぷりフォームミルクを注いでいるので、飲みやすいと思います。
ちなみにイタリアでホットコーヒーを飲みたいときは
「カッフェアメリカーノ(caffè americano)」
を注文しましょう。
「コーヒー」では通じないこともありますし、「カフェ」だとエスプレッソが出てくることがほとんど。
ちなみにアイスコーヒーはメニュー自体にありません(笑)