【イタリアのクリスマス】日本とは全然違うクリスマス

イタリア生活
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北イタリアの田舎町で暮らし始めました。

ヨーロッパで迎える初めてのクリスマス。

日本とは異なる、イタリアのクリスマスを存分に楽しみました。

12月8日~1月6日まではクリスマスムード



12月8日の祝日(Feast of the Immaculate Conception・マリア様のお母さまがご懐妊された日)を皮切りに、翌年1月6日までが、イタリアのクリスマスシーズン!

12月初旬くらいからなんとなーくはじまって、12月25日でスパっと終わる日本のクリスマスとは違いますよね。

街中にはイルミネーションが輝き、スーパーなどにもクリスマス用の商品が並びます。

ちなみに、12月8日はクリスマスツリーを飾る日なんだとか。

クリスマスのお菓子といえばパネットーネとパンドーロ

イタリアを代表するクリスマスのお菓子といえば、Panettone(パネットーネ)

最近では日本でも見かけるようになりました。

卵やバター、ドライフルーツをたっぷり使ったリッチなケーキです。

個人的にはパネットーネよりも、Pandoro(パンドーロ)のほうが好き。

パンドーロはイタリアのヴェローナ生まれのお菓子。

パネットーネよりしっとりふんわりしたリッチな味わいが特徴。

粉糖をまぶして食べます。

横にスライスして、こんな風に盛り付けたりするそう。

華やかだし簡単にできそうなので試してみたかったけれど、パンドーロは1個750gのビッグサイズのものばかり…

さすがに2人暮らしでは消費しきれないので、デコレーションはあきらめました(笑)

教会前には等身大のpresepio(プレゼピオ)

presepio(プレゼピオ)とは、キリスト誕生のシーンを現した模型や人形のこと。

教会のそばには、等身大?のプレゼピオが飾られていました。

かなりこった作りですよね。

ちなみにゆりかごにいる赤ちゃんが、キリスト様。

キリスト様だけは、25日0時になったら飾られるのだとか。

こちらはなんと木彫りのプレゼピオ!

とても立派ですよね。

箱庭のような小さいものもあり、飾っている家庭も多いそうです。

12月25日は祝日 お店もぜーんぶお休み

イタリアではクリスマス当日の12月25日は祝日。

会社も学校も役所もお店も、ぜーんぶお休みになります!

25日に近所をお散歩してみたのですが、開いていたのはお墓の前にあるお花屋さんくらい。

街中がしーんとしていて、とても印象的でした。

お散歩中に教会に立ち寄ったところ、ミサの最中でした。

本物のミサを見るのはこれが初めて!

荘厳で美しい時間が流れており、とてもいい経験となりました。

クリスマスは家族で過ごすもの&豪華で長時間のランチ

日本ではクリスマス=カップルのものというイメージがありますよね。(最近はそうでもないのかな)

「クリぼっち」なんて言葉もありました。

イタリアでは、クリスマスは家族で過ごすもの。

家族や親せきが集まって、豪華なランチを楽しむのだそう。

そのランチがとても豪華&長時間に渡るそうで、知り合いのイタリア人に聞いたところ12時にスタートして、終わるのが17時くらいになることも珍しくないそう!

かなりお腹いっぱいになりそう&くたくたになりそう(笑)

でも1度くらいは経験してみたいなー

イタリアにもアグリーセーター文化がある

アグリー・クリスマス・セーター: Ugly Christmas Sweater)とは、セーターの一種、もしくはジョークグッズで、クリスマスに特有の柄を過剰なまでに編み込んだ「悪趣味」さを逆に楽しもうとするものである[1]。悪趣味であればあるほどよく[2]ウォール・ストリート・ジャーナルは2010年に「いま最もホットなファッション」と評している

※Wikipediaより引用

最近では日本でも少し見かけるようになったアグリーセーター(アグリークリスマスセーター)

イタリアにもその文化はあるらしく、夫の職場ではクリスマス前にアグリーセーターを着て出社する日が設けられていました。

アグリーセーター意外と高くて(日本円で5000円くらい)1年に1回しか着ないしなぁと思い、市販のセーターに自分で編んだクリスマスモチーフを縫い付けました(笑)

思っていた以上に好評だったそうで(素人の手作り感満載の様子がよかったのかな)

イタリアにもクリスマスケーキがあった

クリスマスケーキは日本の文化で欧米にはないよ、と聞いていたのですが、いつも行くスーパーに売っていました(笑)

この素朴というか雑というか…(笑)

とてもいとおしいデコレーションのケーキだったので、思わず購入!

ちなみにチョコプレートに書かれている「BUON NATALE」はイタリア語で「Merry Xmas」

イタリアではパンなど量り売りスタイルのことも多いのですが、ケーキもまさかの量り売りでした。

お味はまぁなんというか、昔懐かしい味わいでそこも含めてとてもよかったです!

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