【フィンエアー搭乗記】コンフォートシートを利用した感想

イタリア生活
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北イタリアの田舎町で暮らしています。

日本へ一時帰省するため、2024年6月にフィンエアーを利用しました。

評判はどうなのか、機内食は美味しいのか、預け荷物はいくつまで預けられるのかなど、詳しくご紹介します。

フィンエアーはフィンランドのフラッグキャリア

フィンエアーはフィンランドに本拠地をかまえる航空会社。

フィンランドのフラッグキャリアとして有名ですよね。

日本人にも大人気のマリメッコデザインの機体もあり、おしゃれなイメージのある航空会社ではないでしょうか。

日本からは「東京・大阪・福岡・名古屋・札幌」からヨーロッパ各地に就航しています。

フィンエアーはフルサービスキャリアなのにお手頃、ただし…

フィンエアーはフルサービスキャリアにも関わらず、航空運賃がお手頃。

日本~ヨーロッパ間を15万円くらいから往復できます。

ただし、少し気を付けたいのが料金体系!

フルサービスキャリアではありますが、荷物の預け入れや座席指定に追加料金が必要になるので注意が必要です。

一番安いクラスは受託手荷物なし

例えば2025年6月1日に東京からベネチアまでの片道は、最安値で84,260円。

しかしこの料金には受託手荷物(預け入れ荷物)は含まれていないので注意が必要です。

+5,000円で受託手荷物2個×23kgが追加できるので、こちらがおすすめです。

座席指定は基本有料

フィンエアーで座席指定は基本的に有料。

路線や指定する座席によって料金は変動します。

ですが、ワンワールドサファイア会員(JALのJGC会員)なら座席指定は無料!

しかも座席前方にある「コンフォートシート」と呼ばれる、広い座席も無料で指定できます。

コンフォートシートは、ほかのエコノミー席よりも7.5cm足元が広くなります。

ヴェネツィア→ヘルシンキ→羽田を移動



この帰省では「ヴェネツィア → ヘルシンキ → 羽田」のルートを利用しました。

まずは「ヴェネツィア → ヘルシンキ」2時間50分のフライトです。

ヴェネチア空港でのフィンエアーカウンターは搭乗の2時間前にオープンしました。

Airbus A319という小型の機材で、2-2の座席配置。

座席にモニターや充電設備はありませんでしたが、足元の広さも十分で快適に過ごせました。

離陸してから1時間ほどすると、機内サービスがはじまりました。

機内サービスはないと思っていたのでうれしい誤算。

美味しいとウワサのブルーベリージュースをお願いしました。

確かにさっぱりした甘さで美味しい!

ちなみに機内では英語かフィンランド語が使われていました。

とにかくおしゃれなフィンエアービジネスラウンジ

無事にヘルシンキ・ヴァンター空港に到着し、次のフライトまでは約5時間のトランジット。

エコノミー利用ですが、ワンワールドサファイア会員なのでフィンエアービジネスラウンジが利用できます。

ラウンジの入り口には、歴代の制服が展示されていました。

どの時代の制服もとてもモダンですてき。

さすがデザインの国のフラッグキャリアですね。

インテリアもおしゃれ

フィンエアービジネスラウンジは、北欧インテリアを使用したとてもおしゃれな空間でした。

広さも十分で、ダイニングスペース・バースペース・ソファスペースと分かれています。

フードもおしゃれ

時間も14時過ぎだったので、ビジネスラウンジには昼食メニューが並んでいました。

お料理もディスプレイもとてもおしゃれです。

フィッシュココナッツカレー・チーズチキンカツ・グリル野菜・チョコレートケーキ・ブルーベリージュースをいただきました。

どれも美味しくて、大満足です。

シャワールームもピカピカ

次のフライトは13時間以上の長時間フライトなので、搭乗前にシャワーを浴びてさっぱりします。

ビジネスラウンジ内にはいくつかシャワールームがあって、空いていたら自由に使えるようになっていました。

アメニティもしっかりそろっていますし(シャンプー・ボディソープ・歯ブラシ・くし・シャワーキャップ)、湯量も排水もばっちり。

気持ちよく利用できました。

ヘルシンキ → 羽田 13時間20分のロングフライト

いよいよ羽田に向けて出発します。

コンフォートシートは、確かにほかのエコノミー席よりも広さを感じました。

しかも運がいいことに3席独占!!

これなら13時間超のフライトも快適に過ごせそうです。

ただ気になったことがひとつ。

腰当てや枕にできるクッションがありません。

アメニティはブランケットとお水のみ。

クッションが必要な人は持ち込むことをお勧めします。

機内食は味はいいけれど量が少な目

国際線フライトのお楽しみ、機内食!

ヘルシンキ → 羽田のフライトでは、夕食と朝食の2回提供されます。

メニューは事前に座席のモニターから確認可。

エコノミー席は2種類から選択できます。

この時はチキンの和風みそ風味かビーフミートボールスパゲッティ。

アルコールは最初の1杯のみ無料、ソフトドリンクはおかわり無料です。

機内食 1回目(夕食)

ビーフミートボールスパゲッティとポテトサラダ。

パンは冷たいまま、デザートはチョコバー1本…

味はいいですが、さすがにちょっと寂しい量ですよね。

スナックなど補食を持ち込むのをお勧めします。

機内食 2回目(朝食)

羽田到着の2時間前くらいになって、2回目の機内食が配られました。

2回目は1種類のみ提供。

メニューはオムレツ・グリルポテト・ラタトゥイユでした。

こちらも味はいいけれど、少し寂しい内容。

フルーツやヨーグルトがあればうれしかったかな、というのが個人的な感想です。

フィンエアー エコノミークラス・コンフォートシート利用の感想

今回初めてフィンエアーを利用したのですが、正直な感想は「おすすめ」

前回利用したITAエアウェイズと比べても、かなりよかったのが正直な感想です。

機体も新しく清掃も行き届いているし、接客も丁寧。

イマイチと感じたのは、機内食の量とアメニティにクッションがないことくらいでしょうか。

ただ、エコノミー利用の場合は購入クラスに要注意。

フィンエアーはフルサービスキャリアではありますが、クラスによってはLCCのように、預け入れ荷物や座席指定が有料になります。

ヨーロッパ各地に就航しているので、お手頃価格でヨーロッパ旅行を楽しみたい人には選択肢としておすすめしたいです。

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