2023年11月から夫の仕事の関係で、イタリアに駐在中です。
駐在に向けての準備として、海外在住時にも利用できる日本の銀行口座について調べて、口座の閉鎖&開設を行いました。
また、実際に1年間現地イタリアで使ってみて、使い勝手の良いカードをご紹介します。
※わたしは金融に関してなんの資格もない素人です。素人なりに調べた結果だということを含み置きください
ネットバンクはほぼほぼ解約
手数料が安いことと、スマホのみで振り込みなどが完結することから、ネットバンクを愛用していました。
しかし非居住者(日本に住所がない状態)になると、解約しなければならないネットバンクがほとんど。
わたしが調べた限りだと、非居住者でも口座を持ち続けられるネットバンクは、ソニー銀行くらいでした。
そのため、ソニー銀行の口座を開設しました。
これが本当に便利で。詳しくは後述します。
ゆうちょ銀行も原則解約
全国どこにでも店舗とATMがあることから、ゆうちょ銀行を長年愛用していました。
しかしゆうちょ銀行も非居住者は原則解約。
利用代理人を立てれば継続利用できるそうですが、現実的ではないかな。
小学生のころから愛用していたゆうちょ銀行ですが、残念ながら解約しました。
解約手続きはとても簡単で、30分もせずに終了。
ただし代理人での手続きは委任状等必要になるので、本人が窓口を訪ねるのが一番スムーズに手続きが進むと思います。
メガバンクなら継続利用可能
いわゆるメガバンクと呼ばれる、大手3社は非居住者になっても口座を維持できるよう。
ただし、どの銀行も事前に届け出等の手続が必要になるようです。
非居住者のまま日本国内の銀行口座を持つとしたら、メガバンクの利用が現実的ですね。
ただし、近頃では窓口利用に予約が必要な銀行がほとんど。
私も実際に予約して行きましたが、予約を取るのもなかなか難しかったので(日程が空いていない)早め早めに手続されるのをおすすめします!
「ばれない」と考えていると最悪口座凍結も
銀行への手続を忘れていたり、めんどくさいと放置していると、最悪の場合口座が凍結されることも。
凍結された口座は、直接銀行に赴いて再開の手続をする必要があるそう。
そうなると面倒ですし、なにより入出金がストップしてしまうのは大変ですよね。
面倒でも、出国前にすべての手続を終えるのが無難です。
イタリアで利用して使い勝手のいいカード
イタリアで暮らして約1年。
日本以上にキャッシュレス化が進んでいる印象です。
今までマイルのためにJALカードで生活費のすべてを決済してきましたが、イタリアではもっぱらソニー銀行のデビットカードを愛用しています。
JALカードもタッチ決済機能があり便利なのですが、ソニー銀行のデビットカードと比べるとあまりレートがよくなくて。
イタリアはタッチ決済が主流なので、タッチ決済付きなのがまず便利。
さらに、口座に貯めておいた外貨(イタリアの場合ユーロ)から引き落としされるので、無駄な両替手数料などがかからないのも魅力です。
私は円高のタイミングで円をユーロに両替しているので、今のところちょっぴりですがお得に買い物ができています。
ただ、お店によってはデビットカードが利用できない店舗も。
そのときはEPOSカードを利用しています。
EPOSカードを利用している理由は、レートがまずまずなことと、海外利用にかかる事務処理費が2.2%とほかのクレジットカードよりも低かったから。
この2枚があれば、今のところ支払いができなかった経験はありません。